マレーシア生活|英語は「学ぶ」より「使う」習い事を英語でやってみた効果と反応

マレーシアでの子育て中、「英語力を伸ばすにはどうしたらいい?」と悩む場面は多いですよね。
わが家は「英語を学ぶ」より「英語で何かをやる」ことを重視し、現地で英語の習い事にチャレンジしました。

この記事では、実際にわが家が経験した習い事、そして習い事選びのポイントを紹介します。
2025年3月時点の情報。とくに金額については、毎年値上がり傾向のなので 参考程度にどうぞ。
目次
習い事の選び方|「英語でやる」を基準に

海外に住むなら、英語は勉強するものではなく使うもの。だから習い事も英語で。
情報源は、インターナショナルスクールに通っていた海外ママ友の口コミ。とくにローカルインターに通う家庭からの情報は、コスパ面でも優秀でした。
当時、兄は小1、弟は年中。
それぞれの英語力は「自分の気持ちや意見を伝えられる」くらい。

これくらいできれば、十分英語での習い事は可能だと感じました。
実際に通った習い事
Singapore Math(シンガポール算数)

海外滞在中、現地の子どもたちに混ざって受けたのが シンガポール式 算数の教室。
週1回、1時間 Rm650/3ヶ月
先生ひとりに対して、生徒4人ほどの少人数制
特徴は、文章題の考え方・図での可視化・論理的思考がセットで鍛えられるところ。
とくに「モデル図(bar model)」は、今でも難しい問題の時に思い出して使っているほど、息子たちの中にしっかり根付いています。
通っていた教室では、オリジナルの冊子を進めていく形式のテキストを使用。宿題の量やペースも相談可。

相性が合わないと感じたときは、曜日・先生変更も即リクエスト。海外では主張することが大事です!
Football(サッカー)

日系の教室( FC Japan )もありましたが、あえて韓国人経営の KDH Football Academy を選択。
週1回、1時間 Rm750/4ヶ月
パス回しより「個」を重視した練習スタイル。ボールに触れるには 自分から取りにいく姿勢が必須。
- EliteTeam(リーグ戦ありの選手コース)
- Development Team(週1から気軽に参加)
- パパチーム
- 女の子クラス

コーチの指導やお友だちとの会話は、もちろん英語。毎週の練習で、自然と会話力もつきました。
Art(アート)

次男が通っていたアート教室。
1回、2時間 ×13回のチケット制 Rm890
グループレッスンのはずが、毎回マンツーマンという贅沢さ
やさしいマレー系の先生がフランスアートの技法を丁寧に教えてくれます。

色作り、立体表現など、技術と感性のバランスが◎
ちなみに ここの教室は 習い事のArt School(アート教室)とPreschool Day Care(保育園)を同じ建物内で経営。保育園も人気のようです。

作品は自宅に飾って自己肯定感up!
集中力・創造性も育つ豊かな時間になりました◎
Chess(チェス)

仲良しのお友だちがやっていたのがきっかけ。
駒のデザインが格好良いことから男の子に人気のようで、8割が男子。算数やサッカー仲間も多数。
週1回、1時間 Rm200
数ヶ月にわたるChess Competitionにも参加。
戦略や予測力が求められるので、頭を使う習い事としてもおすすめ。

ハリーポッターにでてくる魔法使いのチェスのシーンに食いつく息子たちの姿も印象的でした。
MMA(総合格闘技)

有り余る体力の消費にぴったり!
体力面だけでなく、メンタル面も鍛えられる(兄弟喧嘩も正々堂々ここでやってきてもらう)
週1回、1時間 Rm460/3ヶ月
MMA以外にも空手やブラジリアン柔術、合気道など、クアラルンプールにはたくさん選択肢がありました。

わが家は同じクラスのアメリカ人姉妹との出会いから、週末遊びや誕生日会にも発展。
言語だけでなく、異文化交流のきっかけにもなりました◎
Physics(物理)

長男、ここで「人生の恩師」と出会います。
週1回、2時間 Rm200/回(月謝ではないです!)
1回あたりの値段で間違いありません。わが家としてはかなり高額な習い事だったけど、今ふり返ると価値のある時間だったと思う。
実験や工作を交えた息子のためだけのオーダーメイド授業。中国語も話せるイギリス人の先生(無敵!)

世界を旅しながら教えるライフスタイルに、親子ともに刺激を受けました。
習い事の料金事情|年々値上がり傾向あり
紹介した情報は 2025年3月時点のもの。
マレーシアの習い事もインター校と同様に、年々じわりじわり値上がり傾向。
それでも日本よりはお手頃に、気軽に挑戦できるのがいいなと思う(しかも英語で)
公式HPに値段が載っていないところも多いので、WhatsAppで直接問い合わせるのが確実です。

気軽にやりとりできるのがマレーシアのよさ◎
まとめ|「英語でやってみる」が最強の学び!
マレーシアには、英語で学べる習い事がたくさんあります。
大切なのは「完璧な英語力」よりも子ども本人の「やってみたい気持ち」と、親の「情報を自分で取りにいく姿勢」
ママ友の口コミ、学校の先生からの紹介など、日本人ネットワークに頼らず自力で探すことで知らない世界が見えてくるのも大きな学びでした。
子どもが英語で好きなことに打ち込む姿は、何よりの成長。

英語は机で勉強するものではなく 実践の中で身につくもの。海外生活で身をもって実感しました。