【マレーシア生活】海外生活で後悔しない!帰国後に役立つ家庭学習&学びの実体験まとめ(駐在・親子留学・移住)

海外駐在は、子どもにとって一生モノの経験になるチャンス!

帰国後に「やっておいてよかったな」と実感したこと、加えて マレーシア駐在中のリアルな家庭学習を、わが家の実体験をもとにご紹介します。

親子留学や短期移住のご家庭にも、共通するヒントがあるかと思います。

目次

インタープリから日本人学校へ

わが家の息子たち(当時 年長・年少)は、マレーシア入国直後から International Preschoolに通学。

その後、長男は 小1の二学期(夏休み明け)から日本人学校に転校。次男は 年長の最後までインター幼稚園に在籍しました。

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インター幼稚園に通ったことで、英語環境に一気に慣れることができました。

初めての環境でも、言葉の壁を越えて遊ぶ楽しさや、文化の違いに対する柔軟さが自然と身についたと感じています。

本帰国後に日本の小学校へ入ったとき、まわりと違っても動じないメンタルの強さにもつながったかも?なんて(笑)

【英語】生活の中で自然に力をつける

語彙力・読解力アップのため、日常の中に「英語」を散りばめた環境を意識。

  • 英検(準2級・2級):日本人学校で受験
  • 洋書:Wierd School、Magic Tree House など
  • 図鑑・絵本:好きなものは惜しまず購入
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小2の夏休みには、インター校のサマーキャンプにも参加!

言語だけでなく「文化や価値観の違い」に触れる絶好のチャンス!短期間でも濃い体験ができ、自信と達成感につながったように思います。

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【算数】計算力 × 思考力をバランスよく

得意科目だった算数は、「基礎」と「思考力」の両立を目指しました。

  • 最レベ(計算力&応用力)
  • キッズBee(柔軟な発想力)
  • きらめき算数(論理的思考)
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習い事としてシンガポール算数も取り入れ、算数 × 英語のミックスで頭を柔らかく保つ工夫も。

【国語】苦手だからこそ、コツコツと

英語や算数が好きな長男にとって、日本語(とくに読解)は 超がつくほどの苦手分野。

それでも 以下の取り組みを続けました。

  • 漢字:一学年先取り
  • ハイレベ国語・読解:毎日1ページずつ
引用元:まなび舎

習い事では「まなび舎」で読書習慣を育てる。「読書指数診断」という定期チェックも効果的でした。

まなび舎は わが家にとって「寺子屋」のような存在。やさしい先生の声かけで、少しずつ国語への苦手意識も薄れてきました◎

習い事|英語を使う環境

サッカーやチェス、アートやMMA(総合格闘技)など、日本ではなかなかできない英語での習い事にチャレンジ!

言葉を「学ぶ」のではなく「使う」環境が、自然な英語力につながりました。

先生とのやり取りを通して「伝える力」や「自分の意見を言う力」も育ちます。

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マレーシアならではの学び

「見る・感じる」→「知る・調べる」→「話す・書く」までを意識して取り組みました。

  • ラフレシアやヘラクレスオオカブトを見に行く
  • 英語名と日本語名をセットで覚える
  • モスクに行く前に宗教について学ぶ

図鑑や本で得た知識を 実体験で深めることで、記憶に残る学びにつなげました。

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英語での交流

英語が苦手な私でも、誕生日会や学校行事などの場にはできるだけ参加♪

  • 親も子も 英語を使う機会を逃さない
  • Google翻訳を駆使してでも「伝える姿勢」を見せる

「英語を話すことは特別なことじゃない」と、息子たちに自然に伝わってくれたら… という願いも込めて、あえて一歩踏み出していました。

駐在中の中学受験対策(KLの学習塾事情)

日本人学校のあるクアラルンプールには、早稲田アカデミー駿台などの学習塾もあります。

ただ、体験した当時は 小3で通っていた子は3人ほど。

やはり国内との温度差は大きいと感じました。

本帰国後、全統小模試の結果

本帰国直後に受けた全統小模試の結果はこちら。

長男(小3):算数 偏差値70 / 国語 偏差値50
次男(小1):算数 偏差値60 / 国語 偏差値60


得意不得意はあるものの、家庭学習の積み重ねで、確かな基礎力はついていると感じました。

まとめ|海外生活×家庭学習は「最強の組み合わせ」かも?

海外駐在は、一見すると「特別な環境」かもしれませんが、楽しい反面、気を抜くと「学習がストップ」してしまう危険も…

英語学習と並行して、日本語や算数の基礎を家庭でコツコツ続けたことが、帰国後の学習面での不安を減らすことにつながりました。

通信教材や参考書、タブレット学習もフル活用!

もちろん、全部がうまくいったわけではないけれど「どこにいても学ぶ力は育てられる」ということは、息子たちの成長を通して実感しています。

いつの日か「あの経験があったから今があるね」と話せる日がきたら親冥利に尽きます。

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