【マレーシア生活】「日本人なのに日本を知らない…」息子たちと体験した恥ずかしい話

海外で生活していると、「日本」について聞かれる機会が本当に多くあります。
でも―― そのたびに「うっ…」と詰まってしまう、わが家のちょっと恥ずかしい話。
目次
「京都ってどんなところ?」と聞かれて…

ある日、マレーシアで出会った人にこんな質問をされました。
「日本人なんだね!みんなが行ってみたいって言ってる京都って、どんなところ?」
「金色の建物(金閣寺)って本当にあるの?」
「赤い鳥居がいっぱいある場所(伏見稲荷)ってどこ?」
…たしかに行ったことはある。けど、ちゃんと説明できない。

息子たちと一緒に「えーっと、あれは確か…」と記憶をたどりながら、なんとか会話をつなごうと必死でした。
「相手の国に興味を持つ」って、当たり前のようで大事なこと
例えば私たちが、
「フランスってエッフェル塔があるよね!」
「インドってカレー以外に何を食べるの?」
「コロンビアってどんな文化があるの?」
と聞くと、相手は笑顔で教えてくれることがたくさんありました。
会話のきっかけになるだけでなく「自分の国に興味を持ってくれている」ということが、嬉しいものなのですよね。
世界を知る=母国を知ることにもつながる

世界に興味をもつことは素晴らしい。
だけど同時に、自分の国について「知っている」「伝えられる」ことも大切だと痛感しました。
私たちは、英語や異文化に夢中になるあまり、日本のことをあまりにも知らずにいたのかもしれません。
子どもと一緒に、もう一度「日本」をちゃんと学びなおしたい
そんなふうに思わせてくれた、海外でのちょっと恥ずかしくて、でも大切な気づきのエピソードでした。
おわりに|「日本を伝える力」もグローバル教育のひとつ
グローバルな視点=英語力や海外知識だけではなく、母国について語れることも立派な教養。
海外生活をしているからこそ、「日本」について語れる場面は本当に多いです。
だからこそ、「知っておいてよかった」「ちゃんと伝えられた」という体験を、子どもにもしてほしいなと思います。

これからは、もっと日本にも目を向けてみようと思います!