幼稚園・小学生も挑戦可能!おうち英語で英検3級合格までの家庭学習法

「英検って小学生からでしょ?」と思われがちですが、最近は 未就学児や小学校低学年での挑戦もふえていますよね。
英検3級への挑戦。
年長で合格した長男、小1で挑戦した次男の体験から、幼児・低学年でも英検3級を狙える方法をご紹介します。
目次
- 英検3級 小学生がぶつかる壁とは
- 文法対策は「暗記」ではなく「体験」から
- 長文読解は5W1Hを意識するとグッとラクに
- ライティングにチャレンジ! ChatGPT 活用法
- リスニング対策&アプリ活用術
- まとめ
英検3級 小学生がぶつかる壁とは
5級・4級で「英語楽しい!」という感覚をつかんだら、次の壁が英検3級。
幼稚園児や小学生低学年には特に、このようなポイントが大きなハードルになるかと思います。
- 文法:関係代名詞や現在完了が登場
- ライティング:自分の意見を英語で書く力が必要
- 長文読解:文章を読み、設問に答える力が求められる
わが家の子どもたちは、まさに「ちょっと背伸び」する時期にこの3級に挑戦。
しっかりと「無理をさせない」工夫をしながら学びを続けたことで、しっかりと合格ラインに到達できました。
文法対策は「暗記」ではなく「体験」から
文法をただ暗記するのは、小さい子どもにとってかなり無理があります。そこでわが家では、日常の会話を英語に置き換える工夫をしました。
「海外旅行したことある?」
→ Have you ever traveled abroad?
「海で泳いでいる男の子」
→ a boy swimming in the sea
「英語を話す友だち」
→ friends who speak English
絵本やイラスト入り参考書で“文法=表現”として体感することで、「文法を覚える」ではなく「使える表現として覚える」ことを意識。

こうすることで、関係代名詞や現在完了のような難しい文法も「何となくこう言えばいいんだ」という感覚で身につきました。

関係代名詞、副詞なんて息子たちには到底 理解できません(笑)
▼ 家庭学習で使用した参考書はこちら
長文読解は5W1Hを意識するとグッとラクに
英語の本を読む習慣があれば、長文読解の準備も自然とできます。
ポイントは、文章を読むときに Who, What, When, Where, Why, How を問いながら読むこと。
我が家では、読んだあとに「この本の登場人物は誰?」「どこで起きた出来事なの?」というクイズ形式にして、楽しみながら読解力を育てました。

わが家の子どもたちは、正解すると〇がもらえてHappy!というノリで取り組んでいます(単純な男児)
ライティングにチャレンジ! ChatGPT 活用法

ライティングは、多くの小学生にとって一番のハードル。わが家では、以下の流れで取り組みました。
- Writing専用ノートを用意(英習罫タイプ)
- ChatGPTに「子ども向けの質問」を作ってもらう(例:「Which do you like more, dogs or cats? Give two reasons.」)
- 口頭で答えを整理し、テンプレートに沿って文章化
- 子どもが自分で書いたら☆シールを貼って達成感を演出

最初は「犬と猫どっちが好き?理由を2つ教えて」などシンプルな質問からスタート。
この流れによって「書けた!」という体験が積み重なり、試験当日も緊張せずに文章を書けるようになりました。
リスニング対策&アプリ活用術
リスニング対策は、ハードルを下げて「慣れ」でカバーするのが我が家の方針。
YouTubeを英語で視聴する習慣作り、公式の過去問や無料アプリも活用。
長時間の試験でも耳が疲れないよう“英語を聞く習慣”を日常に置く。
「英語の耳を育てること」に重きを置くことで、小学生でもリスニング問題を冷静に解けるようになりました。
まとめ
英検3級合格は嬉しい成果ですが、それ以上に意味があったのは
- 親子で一緒に挑戦した経験
- 英語で「自分の意見を言える」ようになったこと
- 「できた!」という成功体験から育った自信
わが家では、子どもたちの性格も学び方も違いましたが、それでも「楽しみながらもしっかり学びにつなげる」ことで合格しました。

もし「うちの子、ちょっと背伸びかな?」と思って迷っているなら、英検3級への挑戦をぜひ検討してみてください。
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