英検準2級対策|小学生の合格に近づく得点アップのコツ

英検 準2級への挑戦。
小1で合格した長男の体験から、小学校低学年でも英検 準2級を狙える方法をご紹介します。
目次
- 英検 準2級、小学生にはどこが難しい?
- リーディング対策:Raz-Kids/Raz-Plusで読む力と語彙力を底上げ
- ライティング対策:日常会話をネタにする
- リスニング対策:普段のYouTube+過去問
- まとめ|合格はゴールではなく通過点
英検 準2級、小学生にはどこが難しい?
小学生低学年で英検 準2級に挑戦するとき、一番のハードルはやっぱり知識量。単語や表現のストックがどれだけあるかで点数は大きく変わります。
わが家のモットーは「知識=丸暗記」ではなく経験とつながった知識にすること。
たとえば、道を歩いていて見かけた英語の看板を調べたり、子どもの「なんで?」に一緒に図鑑やネットで答えを探したり。さらに週末には科学館や動物園、工場見学へ。体験と結びつくと、英単語だけでなく背景知識も一緒に身につくんです。

YouTubeもただ見せるのではなく、履歴を整理したりおすすめを登録して 親がこっそり誘導しています。
最近は AIもフル活用。疑問が出たその場で調べて即解決するように心がけています。
▼ 詳しくはこちら
こうした机の上だけではない学びが、英検準2級の対策にはもちろん、これからの時代に必要な自分で考える力にもつながると実感しています。
リーディング対策:Raz-Kids/Raz-Plusで読む力と語彙力を底上げ
英語の本を読む習慣があると、長文読解もスムーズになります。
おうち英語をしている家庭でよく耳にする「Raz-Kids(ラズキッズ)、Raz-Plus(ラズプラス)」、有料ですが、とにかくコスパがよい!
読むときのポイントは 5W1H(When, Where, Who, What, Why, How) を意識すること。「クイズみたいに答えを探す」感覚で読むと、問題を解くのも楽しくなります。

「知識を経験と結びつける学び」との相性も良くて、日常生活で出てきた単語をRaz-Kidsで復習するなど、反復+実用のサイクルを作ることで語彙がどんどん増えました。
▼ くわしい体験記はこちら
ライティング対策:日常会話をネタにする
準2級から一気に難しくなるライティング。
すでに3級でライティングの練習をしてきましたが、トピックで扱われる内容がレベルアップ!

環境問題や日常的な話題など、圧倒的に知識が足りていない息子たち。そこで わが家では、親子の会話をライティング練習の場にしました。たとえば実際に出たトピックは、
「Do you think it is a good idea for smartphone users to have a tablet PC?」
(スマホユーザーがタブレットを持つのはいいこと?)
「両方いらないでしょ」
「タブレットの方が画面大きくて見やすいよ」
「でも持ち歩くのは重いからいやだな」
こんなふうに好き勝手に意見を出して、最後は親がまとめてあげる。

これだけで、実際のライティングのときにぐっと書きやすくなります。
英検3級と同様、わが家では 英検専用ノートを用意。ChatGPTに練習問題を作ってもらい、ノートに貼り付けて練習しました。
リスニング対策:普段のYouTube+過去問
リスニングは、過去問と無料アプリのみ。
普段からYouTubeを英語で見ているおかげで耳は育っていました。
ただし課題も。

試験時間が長くなってくると、後半のリスニングまで集中が続かない…
これは年齢や性格の部分もあるので、完璧は目指さず「慣れ」でカバーしようという姿勢で臨みました。
まとめ|合格はゴールではなく通過点
小学生での英検 準2級は、決して「特別な子」だけが取れるものではないと思っています。
- 語彙や知識は日常生活やYouTube、本からコツコツ積む
- ライティングは会話をベースに、たのしく意見出し
- リスニングは、普段の耳慣れ+過去問
そして何より、英検合格がゴールではなく 学びの過程を大切にしたい。英検合格はもちろん嬉しいですが、それ以上に価値があるのは
- 親子で努力する経験
- 自分の意見を表現する力
- 達成感を味わうこと
わが家の場合、受験での優遇措置はオマケ。英検の資格は永久ですが、受験校によっては英検合格時の年齢を問うところもあるようです。
長男は「合格できればOK!」タイプ、次男は「勉強嫌いだけど挑戦してみる」タイプ。息子たちの性格や学習スタイルに合わせて、ゆるく楽しく続けることをモットーに、それぞれのペースで進めています。

「わが家の場合はこうだったよ」というリアルな声 が、誰かのヒントになれば嬉しいです。
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