【保存版】おうち英語10年目|家庭でできる英検対策&合格のコツ!

おうち英語を続けてきて実感したのは、英検は「勉強が得意な子」だけのものではないということ。
むしろ、コツコツ机に向かうのが苦手なタイプの子でも、英語を“生活の中で楽しむ”ことで、自然と合格レベルに到達します。
わが家には、タイプが正反対の兄弟がいます(小2で2級に合格した長男・小1で3級に合格した次男)。元気いっぱいの息子たちは「勉強よりも体験派」、それでも無理なく続けられた方法と「楽しみながらも結果につながる」英検対策のコツを紹介します。
この記事は、息子たちの挑戦が進み次第、随時更新していきます。リアルな成長記録として、時々のぞいていただけたら嬉しいです。
目次
英検を目標にした理由

英検は「実力を数値で見える化できる」目安として最適。日本の学習基準にはなりますが、レベルを確認できるのは良いですよね。
とはいえ、わが家では最初から“合格のための勉強”をしたわけではありません。英検は、日常で積み重ねた英語力の“確認テスト”のような存在でした。
英検ジュニア・5級・4級からのステップアップ
最初のきっかけは、バイリンガル幼児園でたまたま受けた英検ジュニア。
これはテストというより、“ゲーム感覚で英語に親しめる入門編”。クイズ形式でリスニング中心なので、小学校低学年でも楽しめます。

英検ジュニアはマークシートではなく丸をつける形式。小さいお子さんでも無理なくチャレンジできます◎
その後は、英検5級・4級 へ。
このあたりから「読む力」「書く力」が少しずつ求められるようになりますが、英検ジュニアを経験していると、リスニングが得点源になるためスムーズに移行できました。

5級では「英語ってわかるかも?」という自信を、4級では「簡単な文なら読める!」という達成感を得られたのが大きかったです。

この“積み上げ実感”が、のちの準2級・2級への挑戦につながりました。
英検2級&3級合格までのリアルな道のり
長男は小2で2級に合格。
“試験勉強をした”というより、“好きなことを英語で楽しんでいたら受かった”という感覚でした。

そして次男はというと——
勉強嫌い、集中力短め、でも負けず嫌い。そんな彼でも、小1で英検3級に合格。おそらくこのままの流れで準2級も射程圏内です。
好きなYouTube番組やゲームのセリフを理解したくて、「もう一回見せて!」と言いながら自然に耳を鍛えていったタイプ。

それが結果的に、「勉強していないのにできるようになっていた」状態を生みました。
▼ くわしい体験記はこちら
勉強が苦手でも英検に合格できる理由
わが家で意識しているのは、「勉強感を出さない」こと。英語を“特別なこと”にせず、生活の一部にしてしまう。たとえば——
- リビングに英語本を置いておく
- 寝る前の読み聞かせを英語で少しだけ
- 休日の映画タイムは英語字幕で
英検は、その延長線上にある小さな目標にすぎません。
また 英語の多読をしたからといって、読解力がすぐに伸びるわけではありません。でも、知らない単語に出会ったとき、前後の文脈から意味を推測する力は確実に育ちます。
わが家では多読に加え、YouTubeや英語ニュースも積極的に活用。「勉強しよう」ではなく、「おもしろそう!」から入るのがポイントです。

この方法で、長男は小2で英検2級、次男も小1で英検3級に合格しました。
どちらも、机に向かって必死に勉強していたわけではありません。英語を生活の一部として取り入れた結果、自然と英検レベルに達したという感覚です。
勉強が得意な子は“やり方”で伸びる。でも、勉強が苦手な子は“環境”で伸びる。つまり、やらせるより「触れさせる」。机の上より、生活の中で英語に触れる時間を増やすことが一番の近道。

これを繰り返すだけで、「英語=苦手」から「英語=知ってる」に変わります。その知ってる感覚が、苦手の壁を越える原動力になったのだと感じています。
まとめ
英語が得意じゃなくても、楽しみながらやれば自然と伸びる。「勉強しなさい」ではなく、「これ知ってる?」から始めるだけで十分です。

英検ジュニア → 5級 → 4級 → 3級 → 準2級 → 2級... このステップは、どんな子にも踏める道。「勉強が苦手でも合格できた!」という成功体験が、次の挑戦への自信になります。

英検はゴールではなく、英語を好きになるための通過点。おうち英語で、楽しみながら確かな力を育ててみませんか?
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