子連れマレーシア国内旅行|イポー・ペナン・キャメロンハイランド|車移動の旅

マレーシアに暮らしていると、「週末にちょっと遠出したい」という思いがむくむく湧いてきます。

今回のルートは、イポー → ペナン → キャメロンハイランドという順に回る二泊三日。移動時間を抑えつつ、見どころも学びも詰め込んだ旅になりました。

子連れ旅行でも過ごしやすく、自然や文化を学ぶきっかけもたっぷりありました。

目次

移動プランと全体スケジュール

1日目:KL → イポー(一泊)
KLからイポーまでは数時間(今回は朝出発)。名物もやし炒め、ロストワールド・オブ・タンブンのプール&遊園地を思いっきり楽しむ

2日目:イポー→ペナン → キャメロンハイランド
ペナンで友人と会ったり、街歩き・グルメ巡りを楽しむ。

3日目:キャメロンハイランド → KL帰着
朝早めに出発してキャメロンへ。夕方にKLに戻る。

イポー(Ipoh)

クアラルンプールから車で約2時間半。
グルメの街として知られるイポーは、名物の「もやし炒め」「ホワイトコーヒー」が有名です。

街の中心部にはレトロな建物が残り、路地を歩くとどこか懐かしい雰囲気。観光スポット「ロストワールド・オブ・タンブン」では、プールや温泉、遊園地が楽しめ、子連れ旅行にもぴったりなエリアです。

名物もやし炒めとレトロな街並み

イポーといえば、太くて短く、ぷりっとしたもやしが有名。
「世界の果てまでイッテQ」でも紹介されたことがありましたよね。街の小道を歩くと、どこか懐かしいレトロな雰囲気が漂っています。

Lost World of Tambun(ロストアイランド)

テーマパーク「Lost World of Tambun(ロストアイランド)」では、プール・遊園地・アトラクションが揃っていて、KLの Sunway Lagoon を小さく凝縮したような感じ。

マレーシアあるあるですが、身長制限がかなり適当でした。息子たちと一緒に「これは入っていいの?」と悩みながら遊ぶのも旅の楽しみでした。


この夜は、隣接する Lost World Hotel に宿泊。
徒歩ですぐにウォーターパークや動物園、温泉エリアに行ける便利な立地です。アトラクションでたっぷり遊んだあと、そのまま部屋で休めるのは最高のご褒美!

【公式HP】Perhentian Island Resort

ペナン(Penang)

イポーから車で 約2時間半。
マレーシア随一の世界遺産都市・ペナン島は、マレー・中華・インド文化が混ざり合う多文化の街です。

ジョージタウンではストリートアートが並び、歩くだけでも楽しい!異国情緒あふれる風景に、子どもたちも興味津々のエリアです。

わが家は翌朝、イポーからペナンへ移動。
イポーからペナンまでの道中も景色を楽しみつつ、夕方にはペナン到着。

友人との再会と中華グルメ

息子の友だちと合流し、思い出話や近況報告で笑顔がはじけるひととき。

夜ごはんは、中華料理店「大東酒楼(Tai Tong Restaurant)」に立ち寄りました。点心を味わいながら、ローカルな雰囲気も楽しめるお店でした。

 

夕食後は、キャメロンハイランドへ移動します。

キャメロンハイランド(Cameron Highlands)

ペナンから車で 約3時間。
標高約1,500mの高原リゾートで、年間を通して涼しい気候が魅力のマレーシアの避暑地!

広大なBOH TEAの紅茶畑やラベンダー園、バタフライパークなど、自然とふれあう体験が盛りだくさんのエリアです。


最終日はキャメロン高原の自然満喫ツアー。
宿は奇妙な遊園地近くの民泊風の宿。ちょっとドキドキ・ワクワクする雰囲気で、自然に囲まれてぐっすり眠れました。

翌日は、こちらを巡りました。

  • BOH TEA 紅茶畑:広大な茶畑で緑の海を眺めながら散策
  • ラベンダー畑:紫の波に包まれる風景が心地よい
  • バタフライパーク:色とりどりの蝶が舞う空間
  • 養蜂場・はちみつ試食:現地ならではのハチミツ(ハチの巣入りも!)をお土産に
  • 昆虫の標本・キーホルダー屋さん:お土産にぴったりで、子どもの興味をくすぐる品揃え

 

「日本だったらすごく高いのに…」という驚きの価格で手に入れられる品もあって、旅の締めくくりにはぴったりでした。

まとめ

今回の旅は、車移動。
車窓から見える村やマーケット、ローカルの暮らしを観察する「生きた社会科見学」になりました。

「どうしてここの建物はカラフルなの?」「紅茶ってどうやって作るの?」そんな素朴な疑問から、自然と会話が広がっていきます。

予定通りにいかない場面もありましたが(キャメロンハイランドの宿泊でバタバタ...)、それも旅の醍醐味!思い通りにならない状況を笑い合い、臨機応変に動く力も、旅の中で少しずつ育っていくように感じました。