マレーシアの幼稚園|JoyKids International Preschoolを徹底解説!

家族帯同、ふたりの兄弟を連れてマレーシアで暮らした体験から、学校選び・生活・教育環境など、ガイドには載らない“本音の情報”を紹介しています。 ▶ プロフィールはこちら
長男が年長、次男が年少のタイミングで、わが家はマレーシア・クアラルンプールへ2年半の海外駐在を経験しました。
その間にお世話になったのが、今回ご紹介するインターナショナル幼稚園「JoyKids International Preschool」です。
多民族国家・マレーシアならではの多様性ある環境と、英語・運動・探究学習がバランスよく取り入れられたカリキュラムに魅力を感じて入園を決めまし。

これからマレーシアで幼稚園を探すご家庭や、教育移住を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
目次
- JoyKids International Preschoolとは?
- JoyKidsの授業内容|英語も算数も個別に伸ばす
- 多文化を体感できる年間イベント
- 課外授業(ASA:After School Activities)
- 「違い」を受け入れる力を育てるマレーシアの幼稚園教育
- まとめ|マレーシア幼稚園の魅力は「多様性を体験できること」
JoyKids International Preschoolとは?

JoyKids International Preschoolは、クアラルンプールやプタリン・ジャヤにある人気のマレーシア幼稚園です。
通っているのはローカル家庭だけでなく、駐在員や外国籍の子どもたちも多く、まさに国際色豊かな学びの場。主な特徴は以下の通りです。
- 英語環境と国際色のある学習環境
- カリキュラムが構造化されており、学びと遊びのバランスが良い
- 徹底したテーマ型(Inquiry-based learning)学習
- 課外授業(After School Activities)が豊富
- 5〜6歳で卒園しインターナショナルスクールへ進学する子が多い
【余談】学校選びは エリアと学費で絞った話
わが家は「住むエリア」が決まっていたので、そこから通える範囲で候補をリストアップ。次に「学費」で比較しました。

毎年、授業料が値上がりする傾向にあり、入学金、登録料、制服代、教材費、スクールバス代など… トータルでみると意外と差が出る!

学校のHPの「Assessment」や「Fee」のページで料金体系をチェック。Excel比較表を作って、地道に比較しました。
【海外あるある】送迎バスに関して、事前に知っておくとラクになる話
どの海外校にも共通しますが、送迎バスは思わぬトラブルが起こりやすいと感じました。
JoyKidsも例外ではなく... 外部委託バス会社を利用しているため、ドライバーによって対応に差が出ることがありました。わが家が実際に困ったのは、以下のような点です。
- 予定時刻より遅れることがよくある
- シートベルトの管理が甘め
- 車内でYouTubeが流され、内容が気になることも
特に「安全面」「教育的配慮」の部分は、日本の基準とギャップがあると感じる場面があり、日本人家庭には少しストレスになりやすいかもしれません。

ただし、これはJOYKidsに限らず、海外ではよくある課題。私自身も、現地の文化や感覚を知る良い機会になりました。
実際に効果があった対策を残しておきます。
- ドライバーさんに丁寧に相談し、Googleマップの位置情報共有をお願いする
- 出発時に WhatsAppで連絡してもらうよう依頼
- 大雨の日は 30〜45分遅れる可能性があると心得ておく
- 心配な家庭は AirTagを持たせるケースも多い

「心配なことは遠慮せずしっかり確認する!」これが、海外で親もアップデートしていく大切な姿勢だと学びました。
クラス分け|年齢+英語力+国籍バランスで編成される
マレーシアの幼稚園では、日本のように年齢だけで学年を決めるわけではありません。
JoyKidsでは、年齢・英語力・国籍バランスを考慮してクラスが編成されます。そのため、自然と国際理解やコミュニケーション力が育つ環境です。
| クラス名 | 目安年齢 |
|---|---|
| N1 / N2(Nursery) | 2〜3歳 |
| P1 / P2 | 3〜4歳 |
| P3 | 4〜5歳 |
| PP(Pre-Primary) | 5〜7歳 |

わが家の例では、長男(当時6歳)がPPクラス、次男(当時4歳)がP3クラスに在籍しました。1クラス10〜12名と少人数制で、先生の目が行き届く印象でした。
マレーシアの幼稚園ならではの柔軟さ
マレーシアの幼稚園では、転入・転出が学期(Term)ごとに頻繁です。駐在員家庭も多く、JoyKidsは学費がやや高めのため、ローカル家庭でも比較的高所得層の子どもが多い傾向。
また、日本の学校が4月スタートなのに対し、マレーシアの幼稚園は9月始まりが一般的。わが家も「もう少し英語環境に慣れさせたい」と相談したところ、学期をまたいで在籍を延長できる柔軟な対応をしてくれました。

長男は、PPのTerm2(日本の小1夏前)まで在籍し、その後 KL日本人学校へ転校することにしました。
JoyKidsの授業内容|英語も算数も個別に伸ばす
マレーシアの幼稚園では、テーマ学習(IB)が主流です。
JoyKidsでも、週や月ごとに設定されたテーマに沿って「なぜ?」「どうして?」を引き出す授業が行われていました。
テーマ型学習(例:Botany/植物)
授業では実際のスパイスや植物を触りながら学び、子どもたちは葉やスパイスをノートに貼って自分だけのミニ図鑑を制作。

五感を使って学ぶことで、記憶に深く残る学びになりました。
英語学習
毎週のSpelling Testで英単語を確認。レベル別にA〜Cの3段階に分かれ、単語数や難易度が調整されています。
| PPクラスのレベル | 出題単語例 |
|---|---|
| A | cat / leaf / book など3語程度 |
| B | animal / finger / garden など |
| C | communication / environment など |

努力する子が自然と伸びる仕組みでした。
算数(Math)
算数は個別指導型で、子どもの習熟度に応じて先生が課題を設定。同じクラスでも一桁の足し算から三桁の計算までレベルが異なり、無理なく学んでいるようでした。
多文化を体感できる年間イベント
マレーシアの幼稚園では、多民族・多宗教国家ならではの行事が盛りだくさんです。JoyKidsでは以下のようなイベントがありました。
Term 1(9〜12月)
- Diwali / Festival of Lights(ヒンドゥー教徒のお祝い)
- Mid-Autumn Festival(中秋の名月)
- International day(さまざまな国の文化を紹介)
- Christmas
Term 2(1〜4月)
- Chinese New Year(中国の旧正月)
- Book week
- School Trip
- Green week
Term 3(5〜8月)
- Hari Raya(イスラム教徒の断食明けを祝うお祭り)
- Sports day(ゆるめの運動会)
- マレーシア独立記念日

民族衣装を着たり、各国の文化を紹介したりすることで、子どもたちは“違いを楽しむ”心を育てていきます。
さらに、子どもの感性や社会性を育てるイベントも充実しています。
Field Trip(遠足)では、植林体験で自然環境保護を学んだり、子ども向け演劇鑑賞で芸術教育。School Events(学校行事)では、Sports Day(運動会)・International Day(国際交流会)などがありました。

親の参加機会も多く、学校生活を共有できることが嬉しいポイント!
課外授業(ASA:After School Activities)
放課後は希望者のみ参加できる課外授業があり、マレーシアの幼稚園では人気の制度です。
内容は、テニス・スイミング・サッカー・アート・スピーチなど多彩。
放課後の時間を有意義に過ごせる点も魅力のひとつです。

ASAを取らない日の午後は、英語または中国語の時間があります。
「違い」を受け入れる力を育てるマレーシアの幼稚園教育
日本では「同じ」であることが安心とされがちですが、マレーシアでは「違って当たり前」。宗教・言語・文化が異なる中で、子どもたちは自然と“尊重する姿勢”を身につけていきます。
JoyKidsの先生が毎日 伝えていた言葉があります。
“Respect each other.”(おたがいを尊重する)
- 自分の意見を持つことは素晴らしい
- でもそれを相手に押しつけるのは違う
- 違う意見に出会ったら、まず聴くこと
- 受け入れる心を育てること

異なる意見を聴き、受け入れることを幼児期から学べるのは、マレーシアの幼稚園教育の大きな魅力です。
まとめ|マレーシア幼稚園の魅力は「多様性を体験できること」
親として感じたのは、“多様性”は知識ではなく「体験」から育まれるということ。
マレーシアの幼稚園では、子どもたちが日常の中で次のような力を自然と身につけます。
- 違いを受け入れる柔らかさ
- 自分の意見を言葉で伝える力
- 正解がひとつではない世界で生きる感覚

「違い=不安」から「違い=面白い」へ。このマインドが、息子たちの世界を大きく広げたと感じています。




