【マレーシア生活】地道な学校選び、最高のプリスクールで恩師に出会う

マレーシアには、ローカルからインターまで本当にたくさんの学校があります。
今回は、わが家がどんな視点で学校を選んだか、実際に通っていたプリスクールについて紹介します。

どなたかの学校選びのヒントになりますように。
目次
- 学校選び、どうやって進めた?
- エリアと学費から学校を絞る!
- エージェント無料相談でわかった、リアルな情報
- わが家が選んだのは「JoyKids International Preschool」
- JOYKIDSってどんな学校?
- 大好きな先生との出会い
- まとめ|学校選びは「調べた者勝ち」
学校選び、どうやって進めた?

学年の考え方に注意!
日本では「年少・年中・年長、小学生、中学生...」ですが、海外ではカリキュラムによって呼び方や進級のタイミングが異なります。
イギリス式
年度:8月末〜9月初旬はじまり
16歳でGCSE、18歳でAレベル試験 → 大学進学。学習内容がしっかりしていて、成績や試験結果が大学進学に直結しやすい印象。
アメリカ式
年度:8月中旬〜下旬はじまり
内申(GPA)と標準試験(SAT、ACT)を重視。子どもの自主性や自由な学び。探求・創造的な学び、プレゼンやディスカッションが多く、表現力が育つ印象。
カナダ式
年度:9月初旬はじまり
柔軟性と学力の両方を重視。評価がプロジェクトや日常の学びに基づいていて、全体的にバランスが良い印象。
オーストラリア式
年度:1月末〜2月はじまり
バランスよくリテラシー・STEM・スポーツが取り入れられている印象。穏やかな環境で学ばせたい人向け?
IB(国際バカロレア)
PYP(初等)、MYP(中等)、DP(大学進学)の3段階
探究型学習+多言語教育がベース。世界中の大学で高評価。論理的・探究的な子どもに育てたい人向けだが、習得には長い目で見守ることが必要な印象。
学校によっては Nursery → Kindergarten → Primaryと繋がっているところも多く、非常に分かりにくい…

カリキュラムごとに「うちの子は何年生になるのか?」を事前に確認しておくと安心です◎
エリアと学費から学校を絞る!
わが家は「住むエリア」が決まっていたので、そこから通える範囲で候補をリストアップ。
次に 注目したのが「学費」

毎年、授業料が値上がりする傾向にあり、入学金、登録料、制服代、教材費、スクールバス代など… トータルでみると意外と差が出る!

学校のHPの「Assessment」や「Fee」のページで料金体系をチェック。
Excel比較表を作って、地道に比較しました。
エージェント無料相談でわかった、リアルな情報
ある程度自分で調べたあと、留学エージェントの無料相談を利用。ここで得られた情報も役に立ちました。
渋滞は想像以上
Googleマップの所要時間は あてにならないことが発覚!
特に朝夕の通学ラッシュ時は、Grabでもプラス15〜30分は見ておく必要あり。スクールバスなら複数のコンドを回るので、もっと時間がかかることも。

移動時間もかなり重要な検討材料!
音楽に力を入れている学校も
学校によっては音楽が必修で、フルートやバイオリンなどの楽器を購入するケースも。
これも予算に入れておくと安心。
日本人比率の確認
「日本人が多いと英語が伸びない?」という思いもあるけれど、新しい土地での子どもの安心要素も見逃せない。
直接学校に問い合わせすれば済む話でしたが、少し手間だったのでエージェント経由でさくっと確認。

学年やクラスで比率は異なるので、ここは参考程度に。
わが家が選んだのは「JoyKids International Preschool」
いろいろ検討した結果、夫の「ここにしよう」の一言で決定。
選んだのは、ローカル系のインターナショナルプリスクール「JoyKids International Preschool」
幼稚園年齢までの小規模園。モンテッソーリ教育をベースに、子どもたちが新しいことに挑戦し、自らを成長させられるよう、安全で思いやりのある環境。

わが家がこの園を選んだ理由は、ズバリ「運動」
マレーシアのプリスクールは、意外と運動の機会が少ないという印象。その中で、体を動かす活動がしっかりあったのが決め手に。
口コミで人気が高まり、最近は学年によっては日本人比率が高くなっているようです。クラスの約3割が日本人ということも。

これは家庭によってメリット・デメリットの受け取り方が分かれるところですよね。
JOYKIDSってどんな学校?
9月始まりの3学期制、「遊び・勉強・運動」のバランスが◎
行事が多く、マレーシアらしい異文化体験ができました。年間イベントはこのような感じ。

Term 1(9〜12月)
- Diwali / Festival of Lights(ヒンドゥー教徒のお祝い)
- Mid-Autumn Festival(中秋の名月)
- International day(さまざまな国の文化を紹介)
- Christmas
Term 2(1〜4月)
- Chinese New Year(中国の旧正月)
- Book week
- School Trip
- Green week
Term 3(5〜8月)
- Hari Raya(イスラム教徒の断食明けを祝うお祭り)
- Sports day(ゆるめの運動会)
- マレーシア独立記念日

いろんな国の文化・宗教を肌で感じながら学べるのが、マレーシアのプリスクールの魅力!
民族衣装や持ち寄りフードの準備も、息子たちと一緒に楽しめました。
大好きな先生との出会い
JOYKIDSで出会った先生が、まさに「恩師」と呼べる存在でした。
息子たちに伝えてくれたのは「Respect each other(おたがいを尊重する)」という姿勢。
自分の意見をもつことは大切。
でも、それを相手に押しつけるのは違う。
違う意見を聞いて、受け入れる心も育てよう。
年齢に関係なく 相手を尊重することの大切さを、毎日ていねいに教えてくれました。

息子たちも私も、この先生のことを一生忘れないと思います。
まとめ|学校選びは「調べた者勝ち」
学校選びは本当に大変~!
でも、だからこそ子どもにぴったりな場所に出会えたときの感動はひとしおです。
- カリキュラムや学年の違いを理解
- エリアと学費をベースに候補を絞る
- エージェントのリアル情報も活用
最終的には「直感」や「人との出会い」が決め手になることも。
わが家にとってJOYKIDSと先生との出会いは、かけがえのない思い出になりました。

みなさんの「海外での学び」が楽しいものになりますように!