小学生向け英語多読|My Weird School で笑いながら学ぶ

絵本から自力読みへのステップとして、小学1年生の長男が出会ったのが「My Weird School シリーズ」
「アメリカの小学校ってどんな感じ?」と最初は軽く読んでいましたが、読み進めていくにつれその魅力にハマっていきました。
目次
「My Weird School シリーズ」とは?
アメリカの児童向け人気シリーズで、主に 小学校低〜中学年(7〜10歳) 向けの英語多読シリーズ。
| タイトル | My Weird School シリーズ |
| 作者 | Dan Gutman(ダン・ガットマン) |
| 出版社 | HarperCollins |
| 国 | アメリカ |
| 対象年齢 | 7〜10歳 |
| 語数 | 約1,000〜1,500語 |
| ページ数 | 約60〜80ページ |
| 文体 | ユーモアを中心にした短い文章で構成。学校生活や友達との日常をコミカルに描いていた本。 |
わが家では、当時 小1(英検 準2級)からシリーズ.1を読み始め、小3ではシリーズ.5に突入。

残り数冊を惜しみながらも、日々笑い転げながら読んでいます。
ストーリーの特徴
主人公の A.J.(エイ・ジェイ) は「学校なんて大嫌い!」という、アメリカの小学生。
通っている小学校(Ella Mentry School) には、変わった先生だらけ!各巻ごとに先生の名前がタイトルになっています。たとえば──
- Miss Daisy Is Crazy!(デイジー先生はヘンテコ!)
- Mr. Klutz Is Nuts!(クラッツ校長はおかしい!)
- Mrs. Roopy Is Loopy!(ルーピー先生はルーピー!)
こんな感じで、ヘンテコな先生と生徒たちの日常が、ユーモアたっぷりに描かれています。
シリーズ構成

我が家には全部で 5シリーズあります。
- My Weird School(全21冊)
- My Weird School Daze(全12冊)
- My Weirder School(全12冊)
- My Weirdest School(全12冊)
- My Weirder-est School(全9冊)
シリーズ名が分かりにくいので混乱しがちなのですが... 「Weird」という言葉が比較級になっていますね。
続編やI can Readシリーズ、ReadingやWritingのコツが書かれたTips本もあるようです。

タイトルはすべて韻をふんでます(Crazy / Daisy、Nuts / Klutzなど)
本のタイトル一覧
My Weird School(全21冊)

- MISS DAISY IS CRAZY!(デイジー先生はヘンテコ!)
- MR. KLUTZ IS NUTS!(クラッツ先生はちょっとクレイジー!)
- MRS. ROOPY IS LOOPY!(ルーピー先生はおっちょこちょい!)
- MS. HANNAH IS BANANAS!(ハンナ先生はバナナみたいにヘン!)
- MISS SMALL IS OFF THE WALL!(スモール先生はぶっとんでる!)
- MR. HYNDE IS OUT OF HIS MIND!(ハインド先生は気が変!?)
- MRS. COONEY IS LOONY!(クーニー先生はおかしな人!)
- MS. LAGRANGE IS STRANGE!(ラグレンジ先生はふしぎ!)
- MISS LAZAR IS BIZARRE!(ラザー先生は奇妙!)
- MR. DOCKER IS OFF HIS ROCKER!(ドッカー先生はちょっとイカれてる!?)
- MRS. KORMEL IS NOT NORMAL!(コーメル先生はフツーじゃない!)
- MS. TODD IS ODD!(トッド先生はヘンテコ!)
- MRS. PATTY IS BATTY!(パティ先生はちょっと変!)
- MISS HOLLY IS TOO JOLLY!(ホリー先生は陽気すぎる!)
- MR. MACKY IS WACKY!(マッキー先生はヘンだけど楽しい!)
- MS. COCO IS LOCO!(ココ先生はクレイジー!)
- MISS SUKI IS KOOKY!(スキ先生はちょっとおかしい!?)
- MRS. YONKERS IS BONKERS!(ヨンカーズ先生はぶっ飛んでる!)
- DR. CARBLES IS LOSING HIS MARBLES!(カーブルズ博士は頭がぐるぐる!)
- MR. LOUIE IS SCREWY!(ルーイ先生はおかしな人!)
- MS. KRUP CRACKS ME UP!(クラップ先生はおもしろすぎて笑っちゃう!)
My Weird School Daze(全12冊)

- MRS. DOLE IS OUT OF CONTROL!(ドール先生は手がつけられない!)
- MR. SUNNY IS FUNNY!(サニー先生はおもしろい!)
- MR. GRANITE IS FROM ANOTHER PLANET!(グラナイト先生は宇宙人!?)
- COACH HYATT IS A RIOT!(ハイアットコーチは大騒ぎ!)
- MRS. JAFEE IS DAFFY!(ジャフィー先生はとぼけてる!)
- DR. BRAD HAS GONE MAD!(ブラッド博士はイカれてる!)
- MISS LANEY IS ZANY!(レイニー先生はヘンテコ!)
- MISS MARY IS SCARY!(メアリー先生はこわい!)
- MS. LEAKEY IS FREAKY!(リーキー先生はゾクゾクするくらい変!)
- MR. TONY IS FULL OF BALONEY!(トニー先生はホラ話ばっかり!)
My Weirder School(全12冊)

- MISS CHILD HAS GONE WILD!(チャイルド先生はやりすぎ!)
- MR. HARRISON IS EMBARRASSIN’!(ハリソン先生は恥ずかしいことばっかり!)
- MRS. LILLY IS SILLY!(リリー先生はおちゃめ!)
- MR. BURKE IS BERSERK!(バーク先生は暴走中!?)
- MS. BEARD IS WEIRD!(ビアード先生はヘンテコ!)
- MAYOR HUBBLE IS IN TROUBLE!(ハブル市長は大ピンチ!)
- MISS KRAFT IS DAFT!(クラフト先生はとんでもない!)
- DR. NICHOLAS IS RIDICULOUS!(ニコラス博士はバカバカしいほど変!)
- MS. SUE HAS NO CLUE!(スー先生はなんにも分かってない!?)
- MR. JACK IS A MANIAC!(ジャック先生はマニアック!)
- MISS KLUTE IS A HOOT!(クルート先生はおかしすぎる!)
- MRS. VANDERHOOT IS A HOOT!(ヴァンダーフート先生は大爆笑モノ!)
My Weirdest School(全12冊)

- MR. COOPER IS SUPER!(クーパー先生はスーパーすぎる!)
- MS. CUDDY IS NUTTY!(カディ先生はナッティー=ちょっと変!)
- MISS BROWN IS UPSIDE DOWN!(ブラウン先生はさかさま気分!?)
- MRS. MEYER IS ON FIRE!(マイヤー先生は燃えてる!)
- MS. JONI IS A PHONY!(ジョニー先生はうそつき!?)
- MR. NICK IS A LUNATIC!(ニック先生はルナティック=おかしな人!)
- MS. HALL IS A GOOFBALL!(ホール先生はおとぼけさん!)
- MR. WILL NEEDS TO CHILL!(ウィル先生は落ち着かなきゃ!)
- MISS NEWMAN ISN’T HUMAN!(ニューマン先生は人間じゃない!?)
- MISS TRACY IS SPACEY!(トレーシー先生はボーッとしてる!)
- MRS. MASTER IS A DISASTER!(マスター先生は大失敗ばっかり!)
- MISS DAISY IS STILL CRAZY!(デイジー先生はやっぱりクレイジー!)
My Weirder-est School(全9冊)

- Dr. Snow Has Got to Go! (スノー先生、もう無理!)
- Miss Porter Is Out of Order! (ポーター先生、もうだめだ!)
- Dr. Floss Is the Boss!(フロス先生がボスだ!)
- Miss Blake Is a Flake! (ブレイク先生は変わり者!)
- Mr. Marty Loves a Party!(マーティ先生はパーティー大好き!)
- Mrs. Bacon Is Fakin’!(ベーコン先生は××だ!)
- Ms. Jo-Jo Is a Yo-Yo! — ジョー・ジョー先生はヨーヨーみたい!
- Miss Aker Is a Maker!(エーカー先生はものづくり名人!)
- Mrs. Barr Has Gone Too Far! (バー先生、やりすぎだよ!)
人気の理由、わが家のリアルな感想
とにかく笑える!
難しい単語が少なく、英語多読初心者にもぴったり!男の子目線の元気な語り口で、小学生男子にウケること間違いなし!
全60冊以上ありますが、続けて読みたくなってしまうエピソードが満載なんです。

長男は「これ面白いよ〜!」とクラスの友だちにおすすめしたり、日本語で紹介してファンを増やしているようです。
(画像)
ただ1点だけ、気になったのは「スラングが多すぎないか?」ということ。息子に手渡す前に、まずは一度私自身で一冊読んでみることにました。
気になる表現は、crazy, nuts, baldなど。子どもたちの会話中に出てきますが、そこは小学生男子の脳内。日本語でも同じような表現、使いますよね... 個人的には、許容範囲内でした◎
また、息子(当時 英検準2級レベル)曰く「1冊につき、初めてみる単語は 5語程度」とのこと。
ストーリーのテンポが速くて、前後の文から意味を推測しながら読み進められるので、NOストレスで読破しやすいようです。
購入方法
各巻・シリーズは Amazon(Kindle版・ペーパーバック版)、出版社サイト、海外の児童書店などで購入可能。
試しに一冊読んでみて、ハマりそうならBOX setの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
My Weird School は、笑いながら読み進めることで英語への抵抗感を減らし、息子に読書の楽しさを教えてくれたシリーズでした。
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