【2025年 最新版】小学生が夢中になる英語本|絵本の次におすすめの多読教材

「英語を読む習慣」を大切にしたい。
そんな思いから、自宅では常に手の届くところに本を置くようにしています。
わが家には、タイプが正反対の兄弟がいます(小2で2級に合格した長男・小1で3級に合格した次男)。元気いっぱいの息子たちは「勉強よりも体験派」、それでも無理なく続けられた読書習慣と、タイプのまったく違う兄弟がそれぞれハマった英語本を年齢別にまとめました。

好きなジャンルに偏りがちな子でも、新しい本との出会いの参考にどうぞ。
この記事は、息子たちの読書が進み次第、随時更新していきます。リアルな成長記録として、時々のぞいていただけたら嬉しいです。
目次
- 英語多読との出会い、“自力読み”はいつから?
- 長男がハマった英語の本(物語系)
- 次男がハマった英語の本(読みやすさ+興味重視)
- その他|海外のお友だちから広がった「思い出の本」
- 英語の図鑑(主に DK 社)
- 英検への効果も実感
- まとめ
英語多読との出会い、“自力読み”はいつから?

最初は絵本から“読み聞かせ”としてスタート。3歳以降、通園していたバイリンガル幼児園で英語の読書タイムもあり、海外生活をきっかけに英語の本をすぐそばに感じるようになりました。
- 長男:年長から“自力読み”本格化
- 次男:小1くらいから“絵+文章”で自力読みへ

「絵本を読む→次は少し文字がある英語の本に挑戦」――そのステップが読書習慣の土台になりました。
長男がハマった英語の本(物語系)
シリーズものが好きな長男。
「読む量を増やすことで語彙も増える」という実感を早くに得たようです。
物語の続きが気になるタイプなので、レベルを上げながら徐々に厚い本へステップアップ。
Magic Tree House シリーズ

小1スタート。28巻すべて読了。冒険ファンタジー形式で、4冊ごとにテーマが区切られており、起承転結が明確。「読み切った!」という満足感も◎


続編の Merlin Missions(全27巻)にも挑戦。少し難しくなったタイミングで一旦休止しましたが、小3秋、再び再燃。
My Weird School シリーズ

「アメリカの小学校ってどう?」という興味から読み始めた“おふざけ系”シリーズ。英語のノリやユーモアが詰まっており、読みながら笑い転げる息子の姿が印象的。読書へのハードルがグンと下がりました。
親としては最初「この言葉づかい大丈夫…?」と不安もありましたが、今では「英語を楽しめてるならOK!」に思考をチェンジ。

順調に読み進め、現在は シリーズ5を読んでいます◎
The Cat in the Hat’s Learning Library(Dr. Seuss Science)シリーズ

物語ではなく、科学や自然のテーマに触れるシリーズ。英語多読と“知識を増やす読書”の両方が叶う本として、「読む力」を“使える力”に変えてくれました。
Harry Potter and the Philosopher’s Stone(ハリー・ポッターと賢者の石)
小2の秋、本格的な長編にトライ。映画で世界観を知ってから読み始めることで、英語の文章がすっと頭に入ったようです。
原作と映画の細かい違いを比べて楽しんだり、ハロウィンにはローブを着て魔法使い気分を味わったり。ハリポタ・スタジオツアーにも行って、世界観がどんどん深まっていくようでした。

ボックスセットで全巻そろえたものの、次巻はまだ寝かせ中。理由は単純で「まだ内容が難しそう」だから。本人のタイミングで次に進めたらいいかなと思っています。
次男がハマった英語の本(読みやすさ+興味重視)
Splat the Cat(スプラット・ザ・キャット)

年長頃、ふわふわ猫の可愛さに惹かれてスタート。絵が多く繰り返し読みやすいため、自力読みへの入口にぴったり。幼児期から英語を身近にするならおすすめです。
National Geographic Kids(ナショジオキッズ)
- Pre-Reader(年中)
- Level 1(年長)
- Level 2(年長〜小1)
- Level 3(小2〜)
ビジュアルが豊富で「眺める」だけの段階から「読む」段階へ自然に移行。興味のあるテーマを中心に読むことで、英語が“苦手”ではなく“好き”になっていきました。
Curious George(おさるのジョージ)
YouTubeをきっかけに読書へ。アニメで馴染みがあるからこそ、“文字だけのページ”でも自信を持って取り組めました。兄弟ともに「これ、アニメで見た!」という流れで読書につながったのがポイントです。
Bluey(ブルーイ)
こちらもYouTubeをきっかけに読書へ。オーストラリア発、世界中の親子に愛されている、感情豊かでリアルな家族の日常を描いたお話。

パパとママのやりとりには、大人が共感できる子育てあるあるやユーモアも満載です◎
Science Comics(サイエンス系コミック)
小1から読み始めた漫画スタイルの科学本。ビジュアル+知識+ストーリーで、次男にはドンピシャ。
その他|海外のお友だちから広がった「思い出の本」
現地のお友だちに薦められたり、誕生日プレゼントで頂いたりしたシリーズたち。
- Dog Man(ドッグマン)
- Captain Underpants(アンダーパンツマン)
- Diary of a Wimpy Kid(グレッグのダメ日記)
- Geronimo Stilton(ジェロニモ・スティルトン)シリーズ
英語の図鑑(主に DK 社)
図鑑愛好の長男にとって、DK社の厚めの図鑑は大ヒット。ビジュアルと情報が豊富で、読書というより“知識探検”。海外で手に入れやすい点も家庭学習として大助かりでした。
英検への効果も実感
多読をしていたおかげで、英検へのハードルも下がりました。長男は小2で2級、次男は小1で3級を取得。

もちろん、すべてがスムーズにいくわけではありません。(ちゃんと聞いてるの?とツッコミたくなることも多々…)
でも、読んだ内容が生活の中の話題につながるようにしていると、いつの間にか「知ってる!」「これ読んだ!」と反応するようになります。勉強というより、“使える英語”が増えている感覚です。
まとめ
わが家では、英語の本を「読まなきゃ」ではなく「自然に手に取る環境」にしています。
- リビング・子ども部屋・寝室に分けて配置
- “さあ読むぞ!”という構えではなく、“ふと手に取る”仕組み
- YouTubeやゲームも好きな子どもたちだからこそ、「読書=遊びの一部」に
どれだけ有名な本でも、合わなければ読まない。逆に「これ!?」という本がヒットすることも。兄弟を見ていて感じるのは、“本との出会い=ご縁”
長男は英語でどんどん読書の世界を広げ、次男も少しずつ「自分の好きな英語本」を見つけつつあります。

おうち英語10年目。少しずつ、でも着実に積み上げてきた“読める習慣”。息子たちの読書習慣は、“楽しく続ける”という土台の上にあると改めて実感しています。
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