おうち英語×日本語で育つ!“本当のグローバル力”とは?

マレーシア駐在中に感じたのは、日本人の英語力のなさ。さらに言うなれば、一度日本の外に出ると、それは周知の事実だということでした。

ただ、英語ができないことよりも衝撃だったのは、「自分の考えを持たない」「発言をためらう」日本人の姿でした。
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「英語ができる=グローバル」ではなかった
マレーシア駐在中にハッとしたのは、日本人の英語力そのものより、“自分の意見を言うことに慣れていない”という根深い課題でした。
周りの子は、英語が少し拙くても堂々と発言します。でも、日本人の子は、完璧な文章ができていないと口を開かない。

「英語ができる子より、挑戦できる子になってほしい!」と思った瞬間でした。
鍵はやっぱり“日本語で考える力”
意外かもしれませんが、グローバルに活躍している子ほど母語を大事にしていると感じます。
英語で話す前に、日本語で「自分はどう考える?」「なぜそう思う?」と整理できることが、発信の強さにつながるんですよね。

海外のママたちも、「まず母語で思考の土台を作る」という姿勢が当たり前でした。
“おうち英語だけ頑張る”のではなく、“おうち日本語でも深く考える時間をつくる”ことが、グローバルへの近道なんだと気づきました。
日常のなかでできる「おうち日本語」の育て方
たとえば――
- ニュースを親子で見て「どう思う?」と話す
- 日本の行事や文化を、子どもの言葉で説明してもらう
- 本を読んだあと、感想を一緒にシェアする
こうした小さな習慣が、“日本語で考える力”を育ててくれます。

そして面白いことに、この力が育つほど、おうち英語の伸びも早いんです。
日本の文化を語れない悔しさ
マレーシアで暮らしていた頃、アメリカ人のママ友が「伏見稲荷に行ってみたいの!」と話しかけてくれたり、先生が「日本と言えばサムライだよね!」と言ってきたり。
もちろん知ってはいるけれど、「なぜ有名なのか」「どんな歴史があるのか」―― うまく説明できず、ちょっと恥ずかしい気持ちに。

せっかく日本に興味を持ってくれたのだから、日本のことを日本語でも英語でも話せる人でありたいと思った瞬間でした。
まとめ
おうち英語の時間は「世界を知る時間」。
おうち日本語の時間は「自分を知る時間」。
この2つがそろってこそ、“本当の意味でのグローバル”が育つのだと思います。
だから今は、英語ができるかどうか以上に、自分の言葉で世界に向かって一歩踏み出せる子になってほしい。

そんな願いを込めて、日々の声かけや環境づくりを続けています。




