海外生活でも母国語の学びを止めない工夫

海外駐在が決まったとき、まっさきに不安になったのが 「日本語の遅れ、大丈夫かな?」 ということでした。

マレーシアでの生活は、一歩外に出ると英語だらけ。
未就学期はインタープリ、小学校は日本人学校へ切り替えたとはいえ、家でも外でも英語のインプットの方が圧倒的に多い環境。

しかも、わが家の息子たちはずっと“おうち英語”で育ってきたこともあり、つい英語の方が手に取りやすいタイプ。国語はどちらかといえば苦手寄りで、物語よりも 伝記や歴史、科学系の読み物 を好みます。

海外にいても「母国語=日本語」の力だけはしっかり育てたい。そんな思いから、マレーシアへ持参した“日本語の本”を厳選して紹介します。

目次

海外生活だからこそ、日本語の本は「軽く・短く・続けやすく」

日本語学習といっても、海外生活では 長編をじっくり読む時間や環境がない のが現実。

だからこそ、わが家は

  • 短時間で読める
  • 1話完結でストレスが少ない
  • 本嫌いでも手に取りやすい
  • 語彙が自然に増える


というポイントで本を厳選しました。その結果、持っていって本当によかったと思うシリーズがこちらです。

わが家がマレーシアへ持参した 国語の本

10分で読めるシリーズ(学研)

移動中・寝る前・スキマ時間に最適!
まさに海外駐在家庭の味方といえるシリーズです。

■10分で読める名作


昔話や世界の名作を短く分かりやすく再編集。語彙レベルは優しめで、読んだ後に「これ知ってる!」となりやすいんです。

■10分で読める伝記


こちらは、わが家の鉄板。
偉人の生い立ちが簡潔なのに面白いので、帰国後の作文にもネタとして使えます。

なぜ?どうして?シリーズ(学研)

■なぜ?どうして?科学のお話


理科が好きな子は、ぜひ。
海外生活で理科が英語寄りになっても、日本語でしっかり理解できるのが嬉しいポイントです。

■なぜ?どうして?身近なぎもん


疑問→答え の構成でサクッと読める。

このシリーズ、他にも 物語・笑い話・こわい話 などジャンルが豊富!子どもの好みに合わせて“シリーズ買い”するのが本当に便利でした。

おぼえる学べるシリーズ(学研)

 

■おぼえる学べるシリーズ ことわざ

マレーシアの学校生活で「日本語のことわざを知らない…!」と焦る場面が多かったので、買っておいて本当に正解でした。

■おぼえる学べるシリーズ 四字熟語

イラストつきなので、低学年でも負担が少なめです。

たのしく読めるシリーズ

 

■世界のすごい歴史人物伝

海外生活で世界が身近になるからこそ、歴史への興味が広がりやすいシリーズ。

■日本のすごい歴史人物伝

イラスト+短い解説で理解しやすい。「日本について説明できるようになってほしい」という母の願いにピッタリ!


海外生活で母国語の学びを続けるために大切なこと

海外駐在をして痛感したのは、日本語は“自然に身につく”ものではなく、意識的に守らないと失われていくということ。

でも、だからと言ってガチガチに勉強させたいわけではなく… わが家が大切にしたのは

  • 無理なく続けられる
  • 読んだら楽しい!が優先


というスタンス。実際、海外生活って想像以上に忙しく、外では英語、家では宿題、習い事も英語…と、息つく暇がありません。

だからこそ日本語の本は「学習」ではなく「安心感」として存在していた気がします。

まとめ:海外でも日本語は伸ばせる!大切なのは〇〇

海外で暮らしていると、日本語の本は読みなさいと言わなくても、いつでも手に取れるようにしておくことが大切。

  • 1話が短い
  • 内容がおもしろい
  • 難易度がちょうどいい
  • 文化や語彙が自然に身につく


こうした本を数冊置いておくだけで、子どもの日本語力は緩やかに育ちます。

わが家もゆるく続けただけですが、帰国後に国語の授業で困ることはほぼありませんでした(このまま中学受験は厳しいですが)

海外駐在や海外移住の中で「英語も大事だけど、母国語も守りたい」そんなご家庭の参考になれば嬉しいです。